工事を発注する際、組合で直接工事業者に見積を数社取ってから理事会で施工会社を決定するのが、普通ですが、管理会社任せになると、管理会社が相見積もりを適当に取っていることがあり、結果的に金額が上がってしまうことがあります。

特に多額の費用が必要となる大規模修繕工事では大手管理会社は大規模修繕工事の施工会社となるケースやグループ内の会社に施工を受注させる事があります。

管理会社で大規模修繕工事を受注しても、実際に施工するのは誰でしょう？
「防水会社であり、塗装会社です！！」

管理会社は、受注したからには、当然利益を出さないといけないので、防水工事や塗装工事の施工費に利益を乗せます。

当然、工事金額は高くなります。
その費用を負担するのは、

「管理組合です！！」

皆様の大切なお金はマンションの為に使うべきであり、管理会社を経由して余分にお金を使う必要はありません。
直接、工事の施工会社に発注すれば良いのです。

弊社では、大規模修繕工事を受注することがありません！！
なぜなら、

「弊社は、建設業の許可がないからです！！」

威張れる事ではないですが、許可がないが為に、直接受注することはないのです。
弊社では、大規模修繕工事の際は、施工会社の決定はマンションの理事会や総会で決定して頂くスタイルを取っております。

もちろん、住民の方の調整など協力は致しますが、あくまでも決定するのはマンションの住民の方です。

「決定権は管理組合が持ち、管理会社を上手く使う！！」

マンションに住む居住者の高齢化が進む中で管理会社を上手に活用されてはどうでしょうか？
手間がかかる作業のみを委託することもご検討してください。

「会計業務のみ」「設備管理のみ」の委託でも大丈夫です。

今年も残り一日。
大晦日となりました・・

WAも今日はお昼からビールを頂き、
酔いが覚めたので、両親のお墓参りに・・

線香をあげようと思った時のこと、
管理しているマンションの住民様より携帯に電話が・・

「もしもし、ＷＡさん。今、水が出ないだけれど・・」

『それって、お宅様１軒のお話ですか？』

「違うの、全部！」

『全部って、２１６戸？？』

「そういうこと！」

『ガーン！』

という訳で、直ちに緊急出動。

現地に到着すると、多数の住民様が、
私の到着を待ちかねていました。

『皆様、お待たせしました・・』

通常、給水ポンプは２台あり、１台が故障したら、
もう１台のポンプを強制的に稼働させれば応急措置できます。

今回も、なんとか応急措置でき、給水再開！

住民様も一安心。
私も一安心。

これで安心して年が越せます。

どうか、良いお年をお迎え下さい！